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今回は、育休(育児休業制度)を利用した
子育て中のパパ社員を紹介します更新日 2021年11月30日

谷内 宏嗣 Hirotsugu Taniuchi谷内 宏嗣 Hirotsugu Taniuchi

イベントラジオ事業本部
企画営業事業部

谷内 宏嗣

Hirotsugu Taniuchi

2021年9月に1か月育休取得

(草野球チームを25年
プレイングマネージャーしています)

インタビューInterview.1

どんなお仕事をされていますか?

イベントラジオ事業本部 企画営業事業部に所属しています。
イベントラジオ事業本部は、名前のとおり「イベント」と「ラジオ」に関わる内容、BtoBからBtoCまで、具体的には下記のような多岐に渡る業務を行っている部署です。

【イベントラジオ事業の業務内容】

  • ラジオの番組制作(ニュース系番組からお笑い番組と幅広い)
  • TBSテレビ ステージイベントの制作、チケット販売
  • ステージアラウンド・ACTシアターの劇場管理、ACT劇場内カフェ運営など
  • TBSラジオ主催イベントの制作、番組グッズの製作など
  • サカス広場でのイベント他TBS局内イベント制作
  • 各種展覧会の物販製造・販売、ショップ運営
  • 落語、コンサート、お笑いイベント等の主催業務、配信イベントの実施
    立川談春さんの独演会主催、お笑いイベント「天津丼」、ナイツのトークイベントの配信
    井上芳雄さんのコンサートなど
  • 印刷事業(Amazon.co.jp限定特典のメガジャケの製造、TBSグループ名刺、封筒等デザイン)
  • 印刷・販売事業(番組販売用 全系列の全局のタイムテーブル発行(エリア別)・全国番組対照表制作・販売など)
  • 広告代理店業務(TBSテレビ、BS-TBS、TBSラジオ、系列他放送局扱い)
  • 企業向け映像、配信、イベント等の制作

上記のうち、私の所属する企画営業事業部は、舞台や、ラジオ番組関連のイベント運営、新規事業の企画立案、また他局を含めたテレビ・ラジオなどの広告代理業務を主体に、売り上げを上げることをミッションとして部署全体が動いています。
例えば、お笑いイベント「天津丼」ですと、企画立案からイベント運営(出演者調整や、会場確保も含め)を行っています。
私自身は広告代理業務の他、新たなイベント実施に向けた企画の立案、あるいはイベント以外の新規事業を企画しています。

インタビューInterview.2

シゴトで大変なこと、おもしろいことは?

自ら考えて実行に移していく過程はおもしろいですが、その「過程」で大切になってくるのが、人とのつながりですね。私は昨年までTBSラジオの広告セールスをしていて、毎週のように東北や北関東エリアに営業に行っていました。それを経て、「人と会うことの免疫」ができたので、現在仕事内容が変わっても、外部の人はもちろん社内の様々な人に接することに抵抗がなくなりました。そのうえ、会社が7社合併し、社内には様々な分野のプロがいるのでそんな人たちと話をすると刺激を受け、とても勉強になります。今まで自分がやってきた分野に加えて、海外販売ルートを開拓するならどうすべきか、デジタルを使った企画立案・展開の仕方など、エンタメ業界が長くてもまだ勉強しなければいけないことが多いと気付かされます。

インタビューInterview.3

さて今回、育休を取得することにした経緯を教えてください

今回、育児をする機会に恵まれ、いろいろ調べていくうちに「世の中にこんな制度があったんだ」ということに気付かされて、やっぱり経験できることは経験したいと社内、人事労政部に相談してみました。そして、文献などで調べていくうちに「育児休暇を取れるのは一生に一度あるかないか」なんて記事を見つけて、その通り!だと確信して取得することにしました。制度については分からないことも多いですが、ただ、「男性でも育児休業を取ることができる」環境があることは仕事にもプラスになると思います。

インタビューInterview.4

育児休暇を取得してみていかがでしたでしょうか?

実際にやるとなると考えさせられることも多々ありました。そもそもこの歳になって収入が「ゼロ」になるなんて、給付金が出るといっても67%(上限あり)では生活への不安は拭えません。もちろん、元々50%だったのですからそれに比べたら格段に良くなっていますし、法的にも社会的な風潮も男性育休に前向きになっているので、それも後押しにはなりましたね。とにかく、育休取得に悩んでいる若い男性社員に言えることは「案ずるより産むが易し!」です。

インタビューInterview.5

育休の期間やタイミングなどは何を基準にして決めましたか?

男性が取得する育児休暇の場合、女性と違って産前・産後休暇と育児休暇がつながっていかないので、取得のタイミングは自分次第でした。ただ、調べていくうちに男性は(取得の仕方によっては)実質2回取得できることを知り、1回目は産後8週以内に取得することになっていたので、まずはこのタイミングで取ろうと思いました。そして、ありがたいことに妻の母が自宅に出産から1ヶ月ほど手伝いに来てくれたので、交代するような形で産まれてから1ヶ月後に取得しました。

インタビューInterview.6

育休を取得してみて、その前とその後、気持ちの変化、仕事の向き合い、生活の仕方、ほか
変わったことはありますでしょうか?

地域社会と会社社会に大きな溝があることに気付かされました。育児休暇のような長期休暇の取得機会がない限り、自分の住む地域での平日昼間の生活を見ることは少ないと思います。近年、テレワークでの勤務もあるので、平日に近隣に触れることはありますが、育休で「主夫」をしてみると、スーパーは昼間より夕方が混雑するとか、病院にはお年寄りやお母さんが多いとか、地域社会で起きている当たり前のことを普段見落としていたと気付かされました。メディアで働く人間として、視聴者の視点で普段の生活を見る大切さを思い知らされました。 経験は即効性のある特効薬だと言えます。

インタビューInterview.7

これから育休を取るかもしれない社員、周りの社員に伝えたいこと、就活生へのメッセージなどありましたらお願いします

何度も言いますが、「案ずるより産むが易し」です!
(このご時世、男性・女性と言うのは憚られますが、性別的に)男性は子供を産むことはできませんが、育児をする女性の気持ちを少しでも理解するのは本当に大切だと思います。私の場合、どちらかというと「家事ヤロウ」なので、家のことをするのは全然苦ではないのですが、それでも子供を見ながらの家事は本当に大変。ほぼ寝ていない状態で朝が来て、晴れていたら洗濯を始め、合間を縫って食事を摂り、掃除に買い物に、飼っている猫の世話・・・もはや毎日お祭り騒ぎで育児休暇の1ヶ月はあっと言う間でした。でもただこれはもう、絶対に経験したほうがいいと思いました。普段、会社の半径数メートルしか見ていないところから、自宅周辺社会に目を向けるのは最高の経験にもなりますし、今後の仕事の役にも立つと思います。就活生向けではありませんが、弊社では安心して男性も育休が取れますよ(笑)  若い人は仕事なんて、いざとなったら我々年寄りに任せればいい。私も、いくらでも若い人の代役やります!

TBSグロウディアの出産・育児関係の制度について

全従業員が対象ですが、男性社員と女性社員では若干内容が異なります更新日 2023年5月23日


    【男性社員に適用される制度】

  • 出産休暇
    配偶者の出産時に取得できる有給の特別休暇です(3日まで取得可)
  • 育児休業
    女性社員と同じく、育児のためにお休みできる休業制度です
    期間は、対象となる子が1歳になるまでですが、保育園に入園できない等の事情がある場合は、
    最長で子が2歳になるまで延長できます
    他に、出産予定日(もしくは実際の出産日)から取得できる「産後パパ育休(2022年10月新設)」もあります
  • 育児休業給付金
    育児休業中は給与の支給がありませんが、雇用保険の制度から給付金が支給されます
    申請などの手続きは、会社が代行します
  • 育児短時間勤務
    小学校4年生終了までの子を養育する従業員は、1日2時間まで所定労働時間を短縮できます
    (法律で育児短時間勤務の対象としているのは、3歳未満の子までです)

※上記はTBSグロウディアの制度の一部で、全ての情報は載せられておりません

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