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今回は、インフラエンジニアの
社員に話を聞いてみました更新日 2023年11月2日

徳竹 正行 Masayuki Tokutake徳竹 正行 Masayuki Tokutake

ITエンジニア

徳竹 正行

Masayuki Tokutake

デジタル技術事業本部
情報システム部

2020年入社
ネットワークの知識を深める日々
インフラエンジニアとして経験を積んでいます

(旅とお酒、フェスが好き。万年ダイエッター)

学生時代は何を専攻していましたか?

学生時代は情報工学を専攻していました。
具体的に、ゲリラ豪雨の雲量や野生熊の出没頻度などをAIで自動検出する研究に従事していました。

就職活動はどのように進めましたか?

就職活動では「情報工学の知識を生かして人に喜んでもらえる仕事がしたい」と考え、注目したのがエンタテインメント業界です。多くの人を楽しませることができるので仕事の意義を感じられそうな印象がありましたし、なかでもTBSグロウディアはやりたいことを比較的自由にやらせてもらえそうな社風だと感じて、入社を決めました。

入社後の研修や、現在どのような業務に従事していますか?

私は2020年入社で、入社4年目です。
入社1年目の全体研修の後、まず3カ月間は配属されたデジタル技術事業本部 開発部にてデータ放送向けのアプリ開発に従事しました。元々、開発の作業自体は大学でも経験がありましたが、チームで1つのものを作り上げ、本番環境での動作テストも入念に行ってリリースする…というこの仕事ならではの流れに慣れるまでは苦労しました。

そして入社1年目の10月から、TBSテレビ(放送センター)のウェブマスター業務を担うチームへ配属になりました。アプリ開発や、運用監視、セキュリティ対策などを幅広くやっているWebチームですが、私は現在に至るまでインフラエンジニアとして、数名の体制でインフラ構築の業務を担っています。TBSの基幹サイトの安定運用を使命とし、サーバリプレース、NW管理、性能監視(トラフィック監視/リソース監視)、ミドルウェア/ソフトウェアの管理などを行っています。

アプリ開発に関しては、チーム内で要望のあった『買い物管理システム』の開発を進めています。(言語は、Javaを使用)
また、社内外向けのLIVE配信作業も行っていて、TBS独自の動画配信基盤を使いオペレートしています。

放送センターのインフラエンジニアとして特徴的なことは?

ドラマの放送後や重大事件の発生時などに一時的にアクセスが増え、大きな負荷がかかるのはメディアのWebサービスならではだと思います。そのような企業サイトの裏側でネットワーク構成に関われることは、とても興味深いです。学生時代にもあまり学んでこなかった分野なので、新しく勉強できていることが非常に多く、ネットワーク知識に明るくなってきていることに手応えを覚えています。よく使う運用のコマンド操作やその意味もよく理解できるようになりました。

業務上、気を付けている点はありますか?

分からないことはその都度、素直に聞くよう心掛けています。最初の頃は先輩に絵を描いて説明してもらう場面も多かったです。ネットワークは形のないものなので、自分でもイメージ図を起こしながら頭の中を整理し、上司に聞いては修正してもらう、という繰り返しをする中で着実に知識を磨いています。

やりがいや、今後の目標は?

「フルスタックエンジニアに」

まだまだ先輩に教わる場面は多いですが、2年目が終わる頃には新しいサーバにOSを入れるところからネットワークの設定まで、全てのセットアップ作業を一人で完遂することができました。先輩たちの手を借りずに一人でできた、ということの喜びが大きかったです。また最近は指示をもらう側ではなく、指示を出す側を担える場面も出てきています。社員向けサービスのサーバ増強を手伝った際には、社内から「ページの表示が早くなった」という声を聞けてうれしかったです。

また、昨年から最近にかけて「チーム内の管理システムを作ろう」という自分発の開発案件も進めました。具体的なシステム案はチーム内で募集し、チームメンバーの皆さんからアイデアをもらって形にしました。
新しい技術を学ぶことに対して応援してもらえる部署なので「これをやってみたい、学んでみたい」と自分から発信する大切さは実感しています。ネットワークの知識を深掘りしつつ、テスト環境で動かしてみる経験なども積み重ねながら、インフラも開発もできるフルスタックエンジニアに成長していくことが今後の目標です。

大学生への就職活動のアドバイスは?

エンジニア職志望の方が企業研究をする場合、「その会社がどんなものを作っているのか、どの分野に強いのか」は確認しておくといいと思います。
TBSグロウディアの場合、スマホアプリはあまり手掛けておらず、テレビを含めたメディアと連動した開発やWebアプリを作りたい人、ネットワーク系を手掛けたい人にマッチする会社だと思います。データセンターの見学もできますし、相対的に見てもTBSはネットワークにかなり強い放送局です。プログラミング経験がある方は具体的な開発実績をアピールするといいと思いますし、ソフトウェア開発やインフラ構築など未経験の方でも「この仕事をやってみたい」という意欲をしっかり伝えれば汲み取ってもらえると思います。

学生時代に想像していたことと、就職してから想像と異なったこと

実際に就職して、社会人になってみるといろいろ、自分の想像と現実にはたくさん違いがありました。そして、学生時代には知り得なかったこともたくさんあります。
学生時代はパソコンに向き合ってプログラミングを書いて開発作業や研究をすることが多く、就職してからも開発作業など、その延長線を想像していました。でも、社会人になると案件毎にそれぞれ社内や、社外の方との打ち合わせがあり、その都度、意見を求められることも多く、自分なりの意見や考えを述べたり、発言する機会が増えました。
例えば、サーバの入れ替え作業や、保守期限の切れた機器の入れ替え作業のときなど、社外のベンダーさんとスペックの打ち合わせしていると、現状と将来的な話で、トラフィックやリソース使用率などが頭の中に入っていないと答えられなかったりします。
頭の中に締切を含めた作業状況や工程、そのスケジュール管理(発注~納品~検収まで)や進捗、チームメンバーへの共有、TODO管理など案件やプロジェクト毎にそれぞれ状況が異なるので頭の中の整理しながら、チームメンバーとコミュニケーションを図りながら進めていく必要があります。

プライベートも充実していますか?

土日祝日は、きちんと休めており、夏休みも有給休暇も取得して、旅行に行ったり、フェスに行ったりと充実しています。
普段の休日は、(私はお酒が強くないし、こだわりはないですが、楽しいお酒の場が好きなので)友人たちとよく飲み歩いています。


入社から3年が過ぎ、知識も増え、技術的にひととおり理解できるようになり、一人でできるようにかなったことが増えてきているようです。
また、徳竹さんは自身の業務以外の内容でも、本人発信からチーム内の管理システムの開発を担当していたりなど、TBSグロウディアでは新しい試みや、本人のやる気に対して全力でサポートしていく環境があります。入社して早い段階から、やりがいをもって働くことが出来る職場であることも当社の強みです。

ITエンジニアを目指す学生の皆さん、TBSグロウディアで一緒に働きましょう!

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